私たちが今考えるべきこと(老後のお金の貯め方)

年金制度の崩壊



2013年の春から老齢厚生年金の支給年齢が段階的に引き上げられました。

60歳まで必死で働けば、老後は年金で悠々自適に暮らせるという常識が

覆り、いつ崩壊してもおかしくない年金制度となっています。

もう私たちは国の年金に頼ることはできない世代なのです。

どうしたら年金難民にならずに老後を明るく過ごせるのでしょうか?



私たちの置かれている現状

自分の年金受け取り開始年齢をご存知ですか?



2013年の春から、いよいよ老齢厚生年金の支給年齢が引き上げられました。

男性なら1953年(昭和28年)4月2日以降に生まれた人は、61歳からしか

年金をもらえません。


女性は5年遅れて2018年度からスケジュールが開始されます。

1958年(昭和33年)4月2日以降に生まれた人は、61歳からしか年金を

もらえなくなります。



そして最終的には、男性は1961年(昭和37年)4月2日以降、女性は

1966年(昭和41年)以降に生まれた人は、年金を受け取れるのは

65歳からとなっています。


あなたは何歳から年金をもらえますか?

下の表で見て、まずは置かれている状況を確認しましょう。





→年金についての詳細はこちら


年金空白期間の到来

退職してから年金受け取り開始まで、どうやって生活しますか?



定年後も働き続ける人が増えたとは言え、大卒の内定率の低さを見ると、

思うように働き口が見つかるかどうかはあまり期待できないでしょう。


総務省の2011年家計調査では、60歳以上の年金収入生活者の世帯では、

収入が181,988円であるのに対し、支出は226,373円と、44,385円の

赤字となることがわかっています。


毎年貯金を取り崩していくことを考えると、60歳時点での貯蓄額は

3,000万~4,000万円は必要と言われています。

定年後に再雇用されると、年金が減らされたりもらなかったりすると心配

する人もいますが、生活のリズムが狂って体力を落とさないためにも、

環境が許す限り仕事をする方が良いと言えます。





今、私たちにできること

60歳までに3,000万円、どうやって貯めますか?



今のあなたの年齢から60歳まで、あと何年ありますか?

60歳で3,000万円を目標に単純に貯める場合、次の式で計算できます。


3,000万円÷(60歳-今の年齢)÷12=月々の貯蓄額



この金額は、利息がまったくつかない場合の貯蓄額です。

しかし今は、普通預金や定期預金の金利がほぼゼロに近いので、

銀行に預けた場合はこうなると考えて良いでしょう。



たとえば、今40歳の人が貯金を1,000万円持っていたとします。

残り2,000万円をあと10年で貯めるには、定期預金に積み立てるだけだと、


2,000万円÷(60歳-40歳)÷12=8.33…


となり、毎月8万円強を積み立てる必要がありますが、

もし株や投資信託で1%の運用ができたとすると、


2,000万円×0.0454÷12=7.566…
          (↑1%で20年運用した時の減債基金係数)

となり、毎月約7万5,000円の積立でいいことがわかります。



さらにもし、うまいこと3%で運用できたとすると、


2,000万円×0.0372÷12=6.2
          (↑3%で20年運用した時の減債基金係数)

毎月6万円強と、運用利率が上がるに従って、月々に必要な積立額が楽に

なって行きます。


この結果からわかるように、今私たちにできること、それは銀行にただ預金

しているだけでなく、少しでも高い利率で運用を始めることなのです。


→60歳までの資産運用法

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